虫刺されにはティートリー精油をお勧めしますが
敏感肌の大人や子供にはティートリー水をオススメします
伝統的な利用法
- オーストラリアの原住民は、先祖代々ティートリー精油は毒蜘蛛の毒を消すと言われていて、虫刺されの治療に使ってきました。
現代の利用法
- 蚊、ダニ、ノミ、蜂などの虫刺されにティートリー精油を直接肌に塗布することで、かゆみや痛みを和らげる効果があります。
- ティートリー精油は緊急時に直接塗布できる数少ない精油の一つですが、肌が弱い人には注意が必要です。
肌の弱い人や敏感肌の方への対策
- 精製水500ccにティートリー精油10滴を混ぜたティートリー水を作り、スプレー容器に入れて持ち歩くと便利です。
- ティートリー水は虫刺され部分にスプレーすることで、かゆみを軽減します。ただし、濃度が0.1%のため、効果が薄れることがあります。その際は再度スプレーしてください。2回~3回でかゆみが止まります。
※私も肌が弱いのでスプレーに入れたティートリー水を持ち歩いていて、蚊やダニなどのかゆみ止めに使っています。蚊のかゆみは2~3回のスプレーで治まっています。
実際の使用例
- 神奈川在住の肌の弱い6歳の男の子が、昨夏にティートリースプレーを使用した結果、かゆみで肌をかきむしってジュクジュクになることなく過ごすことができたという報告があります。
使用上の注意
- ティートリー精油は「本当に純粋で添加物のないものを使うと、安心して薄めずにそのまま直接肌にぬることができる」と欧米ではいわれています。
- 敏感肌の大人や子供には、ティートリー水のスプレーが推奨されます。
- 幼児には基本、精油を肌に塗布しませんが、虫刺されの場合は、患部に軽くスプレーした後にふき取ることが大切です。
- 幼児には広範囲にわたる塗布は避け、使用後の反応を見ながら適切に対処してください。
補足
- このガイドラインは、サンタローザのティートリー精油を使った時の症例に基づいています。
ティートリー精油の効果を最大限に引き出しつつ、安全に使用するための参考にしてください。