わたしの町内会の話です。
7歳になる瞳ちゃんという女の子が家の近くに住んでいます。
彼女が生まれて2日目にお母さんが、なくなりました。
それからは、大学生のおにいちゃん、短大生のおねえちゃん、中学生のお姉ちゃん、
そしてお父さんの子育て奮闘記が始まりました。
お父さんは、妻を突然亡くした悲しみから世の中の風景が灰色となりながらも、待ったなしの
必死の子育て
短大生のお姉ちゃんは、保育所から離乳食は手作りでといわれて、保育所で聞いたり、離乳食BOOKを片手にすべて、手作りで離乳食を作りました。
みんな、一番の元気印だったお母さんの突然の死という現実に必死に耐えながら、瞳ちゃんの子育てにがんばりました。
その瞳ちゃんが1月14日の誕生日にお父さんとおねえちゃんにお手紙を贈りました。
その内容をお姉ちゃんの了解のもと全文掲載します
パパ ママへ
「パパ、わたしはおかあさんからうまれてきてから2回ねたら、おかあさんなくなっちゃたけれど、わたしはおかあさんがいないまま、もうすぐ7年かんもいきてきました。
どうしてわたしがお母さんがいないまま、もうすぐ7年かんいきられたか、かきます。
わたしは、おかあさんがいなくてもきょうだい4人もいるし、それに、おかあさんみたいなごはんもおべんとうもつくってくれるきょうだいがいるから、わたしはお母さんがいなくても、そだってきたとわたしはおもいます。
そして4人もうんでくれたお母さんにも、3人きょうだいにも、かんしゃしています。
わたしいがいのきょうだい22さい26さい29さいのきょうだいをお母さんといっしょに、ちきゅうからはなれていたら、わたしはいまどうなっていたんだろと、わたしはいつもきになっていました。
わたしはちょうどギリギリにうまれたので、わたしはほんとうによかったな~っとおもいます。
おかあさんがわたしまでうんでくれてありがとうございます。」
原文をそのまま掲載しました。小学1年生の文章です。
でも7歳の彼女が家族に、そして恋しいであろう亡くなったお母さんに感謝している心は
十分に伝わってきます。
聡明に、そしてまっすぐにそだったひーちゃんに乾杯!!
いつまでも応援しています。