2014/09/21

緩和ケアとアロマ(2)

講師のヒラリー先生が体験されたお話です。


人はアロマに必ず癒される

以前、大阪の某高級ホテルの前で「ハーブとアロマ」のショップをされていた時、ちょっと素敵な老夫婦がお店の常連客でした。

しばらくお顔を見ていないな・・と思っていたら、ご主人だけが店の前を通られたので、「今日は
奥様はどうされましたか?」と呼び止めたところ「現在ガンで入院中で、さらに意識不明の状態。
余命幾ばくも無い」との返事。

それで、ヒラリー先生は今までお世話になったので、ぜひアロマケアをして差し上げたいと、病院へ。

お花の香りを中心にブレンドした素晴らしい香りのオイルで、意識のない状態の奥様にフットリンパドレナージュを施術されたそうです。

その後、奇跡的に一時意識を取り戻された奥様は、「いい香りのする美しいお花畑にいる夢を見ていた。気持ちがよかった」と語られ、ご主人があのアロマの先生が来られてアロマケアを施術されていたことを伝えれたそうです。

意識はなくても、香りは脳が識別しているということですね!


だから私たちは、次の世に旅立つ愛する家族、友人を温かい手のぬくもりと、いい香りのするアロマで送ってあげたいと思います。

後日談ですが、
奥様はその後まもなく亡くなられたそうですが、改装中だった、某高級ホテルが完成したら、スィートルームにご夫婦で宿泊する予定だったそうです。

亡くなられる直前に、奥様がご主人に、あのスィートルームの宿泊券をアロマの先生にお礼にプレゼントしてほしいと託されました。

そして、先生のもとにお礼の心のこもった宿泊券が届けられたそうです。







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